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周りにネイティブがいなくても大丈夫!自分でできる英検2次対策

英語力を図る試験として活用されている実用英語技能検定(以下、英検)。筆記の1次試験のあとには面接の2次試験が待っています。周りに英語話者がいないため英語を話す面接なんて無理…!と思っている人も多いのではないでしょうか。そんな人に知ってほしい、自分でできる英検2次対策をご紹介していきます。

英検2次試験で求められること

●英検2次試験で求められること

当然のことですが、まずは自分の受験級の2次試験の内容を確認しておきましょう。英検のHP内、http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/の「○級の試験内容」というページで、それぞれの級の2次試験内容を知ることができます。受験級によって内容が多少異なりますが、提示されたパッセージやイラストに関する説明や自分なりの意見を求められる設問がほとんどです。級が上がるにつれて、自分の意見を求められる割合が多くなります。つまり、英検の2次試験では、自分の言葉で自分の意見を言えるようになることが求められているのです。

●自分1人でできる英検2次対策の方法

英語を話すことに慣れていない人が英検2次試験で陥りがちなのが、何を話したらいいのかさっぱりわからず、1文や2文で話がすぐに終わってしまうということ。端的にかつ十分な量を話せるようになるためには、次の4つの訓練がおすすめです。

自分1人でできる英検2次対策の方法

○テーマを決めて英語でブレインストーミングする
英検2次試験で扱われるテーマは多岐に渡ります。受験級ごとの頻出テーマを参考にしつつ、どんなテーマが出題されても対応できるよう、時事ニュースや自分の好きなことなど様々なテーマで何回も何回もブレインストーミングをして、そのテーマに対する自分の関心や考えを整理しておきましょう。また、そのブレインストーミングをもとに、あるテーマに関して1分以上英語で話す練習もしましょう。本番で自分があまり詳しくないテーマが出題されたとしても、ブレインストーミングした複数のテーマから関連した意見を引っ張ってくることで、立派な自分の意見になります。

○ニュースや日々の事柄に関して、自分の意見を英語で述べる
気になるニュースや自分の周りでの出来事について、まずは日本語で自分なりの意見を持つようにしましょう。自分の意見を持つことが難しければ、まずは尊敬する人やオピニオンリーダーの意見を英語にしてみてください。自分の意見を持ったら、そのニュースや出来事に関して1分以上英語で話す練習をしてみましょう。

○ニュースの音読練習
英語がすらすら出てくる口を作ったりニュースに使われる単語を身に付けたりするために、アプリや英字新聞を使ってニュースの音読練習をしましょう。ネイティブ向けの本格的なニュースではなく英語学習者向けの簡単なニュースを選んで、英検2次試験において自分でもラクに使える単語や表現を身に付けていきましょう。音読する際は声の大きさや調子にも気を配り、ほどよい大きさのはっきりとした声で音読してください。積極性や音声の明瞭さ、反応の自然さも英検2次試験の評価対象となります。

○難しい単語を簡単な単語や表現に置き換えてみる
ニュースの音読をしているときに、発音が難しい単語や複雑な文法が出てきたら、それを簡単な単語や表現に置き換える練習をしてみましょう。1分以上英語で話す練習をするときにも、無理して難しい単語や文法を使わずに自分がラクに使える表現を用いてください。英語を話すことに慣れていない人は特に、英検2次試験でネイティブの試験官の発音や雰囲気に押されて、緊張や頭の混乱を招きやすくなります。いくら難しい専門用語を多用しても、用法や文法が間違っていたら減点対象になってしまします。緊張していてもスラスラと出てくる、簡単な単語や表現を身に付けておくことが大切です。

●英検2次だけじゃなく、常に役立つスキルを培おう

英検2次試験を突破するポイントは、自分がラクに使える単語や表現を使うこと。最難関の英検1級の2次試験ですら、難しい単語や表現は不要です。自分の英語で自分の意見を堂々と話せるようになることは、英検2次試験だけでなく実際の英会話においてもいちばん重要なことです。

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