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洋書初心者に伝えたい!洋書の選び方・読み方!

英語学習の1つの手段として、もしくは新たな趣味として、そろそろ洋書デビューしたい!そう思っている英語学習者のみなさん、洋書の世界へようこそ。今回は、洋書デビューの前に知っておきたい、洋書の選び方と読み方のコツをお伝えします。

洋書の選び方のコツ

●洋書の選び方のコツ

洋書デビューするからには、内容を楽しんで1冊まるまる読破したいですよね。次のような洋書を選ぶと、楽しく読破できる確率が上がります。

・小説ではなく実用書
洋書デビューの1冊としては、小説より実用書がおすすめです。小説には、英語上級者にも難しい難解な表現や文法が使われていたり、歴史や文化の背景を知らないと理解が難しい内容が盛りだくさんだったり、洋書初心者にはハードルが高めです。最初の1冊には、端的な英語でわかりやすく書いてある実用書を選びたいですね。

・映画や日本語訳がある本
映画になっている本や日本語訳が出ている本は、先に映画や日本語訳に目を通してから読むと、内容が把握できている上に登場人物のイメージもできているので、単語や文法が多少難しくても英語や日本語訳を思い出して推測しながら読み進めることができます。

・英語学習者向け簡単にしてある本
英語学習者向けに単語や文法を簡単にしてある本を選ぶと、内容をしっかり理解しながら読破できて自信につながります。ラダーシリーズやペンギンリーダーズなら、単語数や難易度でレベル別になっているため、自分のレベルに合う洋書を簡単に見つけられます。

●洋書の選び方、これはNG!

洋書デビューの際にやりがちなのが、子供用の簡単な洋書を選ぶこと。子供用の本は単語も言い回しも文法も簡単で、英語学習者に良さそうなレベルに見えます。でも、子供用の本はおすすめできません。子供用の本は確かにスラスラと読み進めることができますが、内容が大人にはつまらないため楽しめず読書を続けるモチベーションが維持できません。大人はもちろん読書好きの中学生なんかも、子供用の本ではなく年齢や興味に合った本を選ぶことが大切です。

洋書の読み方のコツ

●洋書の読み方のコツ

・読み始める前に情報を集める
洋書を読み始める前に、様々なところからその本に関する情報を集めます。本の背表紙や目次、推薦者や読者の言葉、Web上のあらすじ説明や著者のWebページなど、あらゆるところからその本の内容に関する情報を集めて、事前に頭に入れておきましょう。すると大まかな話の流れが把握できて、わからない単語がたくさん出てきても全体像に従って読み進めることができます。

・日本語訳しようとしない
英語の文章に慣れていない場合は、1文1文をきれいな日本語に直しつつ読みたくなりますが、日本語訳をしていると読むスピードが亀のようになりますし、そもそも洋書を1文1文日本語訳するのは洋書初心者には不可能です。日本語訳しようとせず、英語をそのまま読んでいくように心がけてください。そのうちに慣れて、英語のまま頭に内容が入ってくるようになります。読んでいる途中に文章がただの単語の羅列に見えてきたら、文章内のかたまりごとに区切りながら音読すると、意味がわかるようになります。

・わからない単語や熟語があってもそのまま読み続ける
真面目な人は内容理解しようと、わからない単語や熟語の意味を辞書で調べながら丁寧に読み進めたくなるかもしれません。でも、それではなかなか進まず話の流れも切れがちで、楽しくなくなってしまいます。洋書初心者はわからない単語や熟語にたくさん出会いますが、文脈や話の流れで推測しながら読み進めるクセをつけましょう。この単語がわからないと全体を見失う!流れが全くわからなくなる!という重要単語は調べてOKです。話の中で重要単語に気付けるということは、英語力が上がっていてしっかりと洋書を読めているということですね。

・途中でやめてもいい!
よく吟味して選んだ洋書でも、思っていた内容と違って自分には合わない…ということも多々あります。そんなときは無理して読み進めるのはやめて、新しい洋書を選び直しましょう。自分の好みやレベルに合わない洋書を無理して読み続けると、洋書に苦手意識が芽生えて洋書との付き合いがそれっきりになってしまう可能性があります。

●洋書でもっと楽しく英語に触れよう!

洋書が読めるとかっこいいのはもちろん、英語がもっと身近になって楽しく英語を吸収することができます。興味のある内容の本を選んで自分なりの読み方を見つけるのがいちばんですが、まずはご紹介した選び方や読み方のコツを参考にして、より楽しく・より効果的に洋書を読めるようになってくださいね。

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