スピーキング

英語x趣味のホビングリッシュでスピーキング力をアップ!

皆さん、こんにちは!サリーです。
イギリスといえば「パブ」をイメージする方は多いのではないでしょうか?
運営する剣道道場のメンバーとも”第二道場”と称し、お稽古の後にパブへ行くことがあります。
パブはお酒を飲む場所ではありますが、多くはキッズフレンドリーだったりしますし、日曜はサンデーローストが最高です。
イギリスへ行かれるときは、ぜひフレンドリーな雰囲気のパブ文化を楽しむことをお勧めします!

さて、突然ですが、どんな趣味を持っていますか?
パブの話しではありませんが、美味しいお酒を飲むことが趣味という人もいるかもしれませんね。
語彙数を増やしたいなぁ、
外国人とペラペラ喋ってみたいなぁ、
映画や人気ドラマを英語そのままで理解できるようになりたい!
英語学習をこのような理由で始める人は多いでしょう。
しかし実際に学習を始めてみると、英語習得には時間がかかること、スピーキング力がなかなか向上しないことに直面します。
そこで、この記事では、モチベーションを保つため、スピーキング力のアップのために誰もが持っている「趣味」と「英語」を関連づけることを提案します。
まったく自分に関連のない分野ではなく、好きなこと、興味のあることをスピーキングの内容にすることで学びたい、習得したいという気持ちを高めます。そして、学習意欲を維持するとともに、スピーキング力アップを目指します。
ぜひ、ご参考にしてください。

英語のスピーキングに絶対に必要なアウトプット

「英語のスピーキングにアウトプットは必須なのって、当たり前では?」
本当に、当たり前ですね。
では、その当たり前と思うアウトプットですが、私たちは十分にしているでしょうか?

英文法や語彙数を増やすことは重要で避けられませんが、インプットするだけではモチベーションが下がってしまうことがあるでしょう。
インプットはアウトプットと連携させるためのものであり、インプットだけしていても、自分の英語力がどれだけ向上したかなかなか感じられないと少し辛くなってきます。
英語学習の目的が英検などの試験合格やTOEICのスコア取得だと言う人もいます。
大学や留学に向けて、またはキャリアアップという人も現代は多いはずです。
ここで、ネックのひとつになるのが英語のスピーキングです。
多くの日本人がこれまでインプット式、試験対策の英語学習をしてきたからです。
インプットは重要でありますが多くの日本人が英語習得に悩んでいる今、このままインプット主体の学習方法を続けていては、この状態からなかなか抜け出せません。

このような課題は大変深刻であり国をあげて改善しようとしていることは、文部科学省による「外国語教育」という英語教育方針にも表われています。
これは、2020年から始まり、小学生中学年からが対象、英語でのコミュニケーションを重視したものとなっています。
日本に住み、外国人とほとんど接することのない生活を送っていると普通はアウトプットの機会はありません。
現代は、オンライン英会話が普及しており、それもアウトプットの機会を求めるためというところが大きいのです。
外国人講師によるオンライン英会話を有効に使うことは、アウトプットにとても役立ちます。

しかし、本記事ではもうひとつ別のアウトプットの仕方をご紹介します。
それが、趣味を通してスピーキング力をアップさせるということなのです。

趣味で英語のスピーキング力をアップさせるとは?

皆さん、どんな趣味をお持ちですか?
野球、サッカーやゴルフ、または武道といったスポーツ系、食べ歩き、カフェ巡り、国内旅行に海外旅行、釣りや野菜作りというように、趣味は人によって千差万別です。
いくつもの趣味を掛け持ちする人、ひとつの趣味を長年続けている人、趣味は生活に潤いを与え、家庭やオフィス以外のコミュニティを創り出します。
※daily英語通信では「英語は趣味の料理で学ぼう!詳細やアプリを紹介」記事を掲載しています。
お料理が趣味の方は、以下をぜひお読みくださいね。

http://rn2.jp/英語は趣味の料理で学ぼう!詳細やアプリを紹介/

これらの趣味を英語に結びつけるのが、今回の提案「Hobinglish/ホビングリッシュ」です。
趣味=Hobbyと、英語=Englishを掛け合わせて作られた造語「Hobinglish/ホビングリッシュ」を聞いたことがありますか?
趣味を習うのと同時に、英語も学んでしまおうというコンセプトです。
どうせ趣味のアクティビティをするなら、会話を英語にして語学学習に最適な環境を作ってしまおうということなのです。

ホビングリッシュのメリットとは?

趣味と英語を掛け合わせるホビングリッシュには、多くのメリットがあります。

以下、紹介しましょう。
・好きな趣味なので英語での会話が楽しい
・自分の興味ある・知っている趣味に関するので、すでに知っている語彙やフレーズがある
・好きな趣味関連であり、関連英語を覚えやすい
・趣味に関する語彙やフレーズを使う機会が目の前に用意されている
・共通の趣味の人が集まるので、緊張感が和らぐ
・共通の趣味の人と繋がり、英語を話す機会が増える
・英語で趣味を学ぶので、将来的に海外で体験できる可能性もある

なんと言っても、自分の好きなことなので、すでに知っている単語があったり、表現したいという気持ちから会話に出てくる単語やフレーズを覚える作業が苦痛ではありません。
英会話が苦手な人にとっても、まったく知らない世界のことに比べ好きな世界のことであれば、スタート地点がまったく違うということになるのです。
スピーキングの究極の目的は、挨拶から始まり、自分の意志を伝えたり相手の気持ちを理解するといった”外国人とのコミュニケーション”です。
通常の英語学習と比べ、好きな趣味について英語で知りたい、英語でコミュニケーションを取りたいという気持ちは強いはずです。
そういった前向きな気持ちが、スピーキング力向上につながります。

こんなホビングリッシュがあります!

ホビングリッシュには、
ヨガ、
茶道、
料理、
デッサン、
フットサル、
バトミントン、
バスケットボール、
ズンバ、
ボードゲーム、
など色々な種類があります。

趣味とは少し外れますが、ヴィーガンの人達が集まる機会もあります。
旅行が好きで趣味の人であれば、国内の日帰り旅行・週末旅行という企画もあります。

例えば、バスケットが趣味だとします。
都内にいくつかのグループがあり、外国人メンバーが所属しています。
バスケットボールが好きな人、バスケットボールをしたい人、友達を作りたい人、週末や夜の時間を充実させたいなどの理由で参加する人たちでプレーします。
体を動かしながら、チームを組む外国人と英語でプレーすることは、バスケットボールが好きな人にとってはほとんどが理解できるできる可能性があります。
もし、分からなくても、聞き取れる英単語と実際のプレーを組み合わせれば想像できる範囲かもしれません。
それも難しければ、

Can you explain again later? あとでまた説明してくれる?

I didn’t understand it. ちょっと分からなかった。

などのフレーズを覚えておいて使うとコミュニケーションが取れます。

自己紹介から始まって、一緒にプレーをする仲間として、少しづつ英会話が進めば素晴らしいのとともに、バスケットボールのスキルも上がったら最高ですね。
このように趣味の集まりに参加し、外国人講師または外国人参加者と一緒に、同じ趣味を楽しめば、スピーキングの機会が目の前に広がります。
はじめは緊張感するかもしれませんが、いつも会う人と続けて会ううちに慣れることができるのもスピーキングの後押しになるでしょう。

ホビングリッシュで使える英語フレーズ紹介

最後に、ホビングリッシュで使える便利なフレーズをご紹介しましょう。
是非覚えて、実際に使えるようにしてくださいね。

初めて会う人への挨拶:
Hi, I’m Sally, nice to meet you.
ハイ、サリーです。初めまして。
It was nice to meet you.
お会いできて嬉しかったです。

その趣味はどのくらいの期間、続けてやっているのか聞く場合:
How long have you been playing basketball in this group?
ここのグループで、バスケットボールをどのくらいしているんですか?
How often do you play basketball?
どんな頻度でバスケットボールをしますか?
Do you often come and play here?
ここでよくプレーするんですか?

何か聞き取れなかった時などの場合:
Sorry, I didn’t understand what you said.
ごめん、今何を言ったのか分からなかったです。
Can you please say that again?
もう一度、言ってくれますか?
Do you mind to explain again later?
あとでもう一度説明してもらっていいですか?

嬉しい感情を表わしたい時:
It’s great/amazing/fantastic!
すごいですね!
That’s really good!
本当にいいね!

ちょっと難しいなと言いたい時:
It’s not easy for me.
簡単ではないですね。
It’s difficult for me.
私には難しいです。
I think I need to practice more.
もっと練習しないといけないなと思います。
Do you mind to teach me again next time?
次回、また教えてもらっていいですか?

その日がとても楽しかったと表現したい時:
It was a great time!
とっても良い時間でした!
I enjoyed very much!
とっても楽しかったです!
I look forward to the next time!
I can’t wait for the next time!
次が楽しみです!

ホビングリッシュでスピーキング力をアップ!まとめ

ホビングリッシュでスピーキング力をアップする方法を紹介しました。

ここで、もう一度まとめてみましょう。
・英語のスピーキング力アップにはアウトプットは欠かせない
・自分に関係することなら、まったく関係しないことよりもスピーキングにとりかかりやすい
・趣味を英語に結びつけるのが「Hobinglish/ホビングリッシュ」
・好きなことなので関連英語を覚えやすい
・覚えた英単語やフレーズを外国人相手に使う機会がある
・共通の趣味で外国人とも繋がれ、英語を話す環境を得ることができる
・知り合いになった外国人相手に、お互いが好きなことでコミュニケーションができる
・英語をアウトプットする環境を得ることで、スピーキング力のアップを図れる
言うのは簡単ですが、結局は行動力がキーとなります。

しかし、好きな趣味を英語で学んだり、英語で表現できるようになったり、また共通の趣味を持つ外国人の友達ができるなど、ホビングリッシュは”一石二鳥”以上と言えるのではないでしょうか? ひとつだけ、「英語のスピーキングを上達させたいからここに参加した」と言うようなことは、相手の外国人に失礼になることがありますので気をつけてくださいね!

RELATED POST