日本人が苦手な英語スピーキング、その原因3つと対処法!

英語のスピーキングって難しくありませんか?
リーディングやライティングはできるのに、スピーキングだけは苦手という日本人はかなりいます。
外国人相手に緊張し、その場のリアクションができない、
発音が苦手で話しても伝わりずらい、
ついつい頭で考えてしまう、
など、英語のスピーキングに関して日本人の悩みには典型的パターンがあります。
日本人のスピーキング力の弱さに関しては、長い間さまざまな統計で言われていることであり、英語の読解力やライティング力は高くてもスピーキングに関してはまだまだハードルが高いようです。

グローバル化が進み、またSNSなどが普及した現代は外国人と英語で話す機会が増えています。
2020年度から大学入試センター試験に代わって導入予定の「大学入学共通テスト」では、”スピーキング”と”ライティング”が加わりますし、また、小学校の英語教育が3年生に前倒し、こちらは外国人とのコミュニケーションが目的となっています。
このように、英語のスピーキング力に未だかつてないほどにスポットが当たっているのが現状なのです。
そこで今回は、日本人はなぜ英語スピーキングが苦手なのかを検証します。苦手な原因3つと、その対処法も合わせてご紹介します。

◼︎英語スピーキングが苦手な原因

①リスニングができない
英会話学校、英会話または海外旅行などで外国人を目の前にしたものの、何を言ってるかさっぱり聞き取れない。
このような悩みを持つ人は多いですね。

しかし、リスニングができることでのスピーキングへのメリットは大きいのです。
・相手の言うことが理解できる
だから、
・自分の言いたいことが言える

自分の言いたいことだけであれば、事前に準備をすることが可能です。しかし、相手とのコミュニケーションを取るためのスピーキング。相手の言うことが理解できるリスニング力無しでは難しくなるのは当然なのです。

<対処法>
リスニング上達にはシャドーイングがお勧めです。シャドーイングとは、”英語耳”を育てるために注目されている学習法です。
英語を聞きながら、追いかけるように発音を真似していきます。例えば、森のくまさんのような輪唱をイメージしてみてください。

シャドーイングのメリットには、
・リズムをつかめる
・発音がよくなる
・英語のスピードに慣れる
など様々なものがある中、スピーキングに必須の「会話のレスポンスが上達する」というメリットもあるのです。
聞き取れない部分は真似もできない=スピーキングにならない、というわけです。
シャドーイングを繰り返しすることで、リスニング力そしてスピーキング力の上達が期待できます。

英語スピーキングが苦手な原因

◼︎英語スピーキングが苦手な原因

②正しい発音ができない
ご存知の通り、英語には日本語にない”音”がかなりあります。
日本語が2種類の音節(母音単独・子音+母音)なのに比べ、英語にはいくつかの音節を組み合わせたものがあります。
この違いとともに、組み合わせの音節の英語はたくさんの音の強弱を持ち「腹式呼吸」といった点からも日本語の発音と大きく違っているのです。

ですので、日本人が英語の発音で苦労するのは仕方のないものと言える面もあります。発音を学習せずにスピーキングを頑張っても壁にぶち当たることがあるのは、このようなことが原因です。
「BEER」は日本語でもビールですが、外国人に「ビール」と言っても伝わらないですね。「ビィア」というのが発音の目安ですが、最後にある「R」は日本人が最も苦手にする発音です。舌の先を内側に巻き、口の内側どこにも触れないようにアとルの間のような音を出します。

<対処法>
発音は英語学習にとって大変大切です。
特に、以下の発音について学習しましょう。
・RとL
・BとV
・th
これらを繰り返し練習し上達したときは、相手の言うことが理解でき、また自分のスピーキングを理解してもらえるというダブルのメリットで英語を話すことが楽しくなっていくでしょう。

◼︎英語スピーキングが苦手な原因

③しゃべる機会が圧倒的に少ない
中学校や高等学校での英語教育は、これまで”スピーキング”を重視せずにきました。日常生活においても英語を使う場がない、使う必要がないといった状況がありますね。
この「英語をしゃべる機会が圧倒的に少ない」という状況が、英語のスピーキングが苦手になってしまう第一の原因であるとも言えます。

英語スピーキングが苦手な原因

GMOのよる10,000人を対象とした「英語に関する意識調査(2017年9月)」でも、英語を苦手と感じる理由の第1位に「英語を使う機会がない(未成年69.6% 成人89.5%)」という結果がでています。

機会が少ないために緊張してしまったり、外国人と話すのが怖いなどの感情が加わることでさらに発言できなくなってしまうという負の連鎖が起こります。また、正しい英語でなければいけないと失敗を恐れる気持ちも、苦手意識に拍車をかけてしまうのです。

<対処法>
「英語はツール」ということを意識しましょう。リスニングと発音をある程度学習したら、あとは失敗を恐れずとにかく積極的にスピーキングをします。
スピーキングばかりは机上の学習ではなく、国際パーティ、オンライン英会話など外国人と直接話す機会を探しましょう。

スピーキングのコツは、以下2つです。
・積極的にしゃべる
・多少間違ってもいいんだと自分に言い聞かせる

私はネイティブスピーカーじゃないから完璧な英語でなくて良いと、図々しくなって良いのです。
外国人を怖がって英語が出てこないという人、外国人は怖いというイメージは喋ってみると”実際は違かった”ということに気づくことが多いですよ。
コミュニケーションが上手な外国人の多くは、ネイティブでない日本人が英語を話していれば根気強く聞いてくれることがよくあります。

聞き取れなかった場合は、以下の英文フレーズを使って会話を続けましょう。
Excuse me?/ Pardon me? すみません?
Could you please speak slowly? もう少しゆっくり話してくれませんか?
Could you please say that again? もう一度言ってくれませんか?

◼︎日本人が苦手な英語スピーキングまとめ

・リスニングができない
・正しい発音ができない
・しゃべる機会が圧倒的に少ない

このような原因から、リーディングやテストでは良いスコアを取る日本人がスピーキングだけは苦手としています。
ご紹介したそれぞれの対処法をご参考に、今日からでもスピーキング上達のための行動を起こしてみてください。

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