TOEICスコア別取得で起こるメリットを知って就職・転職に活かす!

TOEICはご存知の通り、合否でなく最高990点というスコアで結果がでる英語力をはかるテストです。
経済のボーダーレス化そしてグローバル化が進む日本で、外資系企業や取引先が海外といった国内企業で採用選考の際に英語力を図る目的でTOEICスコアを条件にするケースが増えています。
TOEICテストを運営している一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が国内の上場企業全3,254社の人事部門対象にした調査「上場企業における英語活用実態調査」報告書(2013年)によると、75%の企業が業務で英語を使用していると分かりました。
また、グローバル人材育成の取り組みも盛んで、8割の企業で英語研修が実施されています。そういう状況下、選抜した海外出張者・海外赴任者にTOEICテストを利用、これは英検の利用6.6%と比べ63.2%という10倍もの差が見られるのです。
このように、TOEIC高得点が就職や転職に有利だということは間違いない事実なのです。
今回は、ますます必要性が高くなるであろうTOEICについて、スコア別就職におけるメリットを紹介します。
まだTOEICを受験したことがない人もさらに高得点を目指して対策をしている人もそのメリットを把握して、今後にぜひ活かしてください。

◼︎TOEICとは英語を母国語としない人対象の英語テスト

Test of English for International Communicationの略で”TOEIC”。
ETS (Educational Testing Service)というアメリカの非営利団体が試験開発・制作を行い、この団体はTOEFLテストも開発しています。
そして、前出の一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 (IIBC)が日本国内のTOEICテストの実施をしています。

英語を母国語としない人を対象にした世界共通のTOEICテストですが、実はもともと日本人がETSへアイデアを持ち込み、開発協力を要請そして日本国内でこのテストを実施させるためのIIBCを立ち上げたそうです。ちなみに、TOEIC第1回公開テストは1979年、東京をはじめとし全国の主要都市5ケ所で実施されました。
個人の英語力を証明するために、現在もっとも信頼できるものとして利用されているTOEIC、270万人もの人が受けています(2017年)。
どんなテストなのか、さっそく内容をみていきましょう。

<TOEICテストの内容>
⒈ リスニング100問(45分間~47分間)
⒉ リーディング100問(75分間)
合計200問、約120分です。

リスニングは写真描写・応答・会話・説明文問題の4パートで成り立ち、リーディングは短文穴埋め・長文穴埋め・長文読解問題の3パートから成り立っています。
TOEICの概要および内容が分かったところで、本題です。
スコア別にみる就職活動におけるメリットを紹介していきましょう!
就職・転職において必要とされる600点以上からスタートします。

TOEICスコア600点以上を取るメリット

◼︎TOEICスコア600点以上を取るメリット

企業で求められるTOEICの期待平均スコアは「600点」です。
グローバル化に対応するために期待される600点を取っていれば、そのハードルをすでにクリアしています。逆に言えば、最低600点は取っておきたいと言えます。
履歴書にTOEIC600点と書けることは、その英語力と学習してきた成果を示すことができ、就職・転職に有利になります。
特に、中途採用に関しては、最低600点は取っておくことが重要です。
しかし、マネージャ職などさらに高い英語力を求められるポジションには、さらなるスコア獲得が必要になります。

◼︎TOEICスコア700点以上を取るメリット

国際部門での就業に最も期待されるスコアであり、外資系企業やグローバル化が進む国内の企業への就職・転職に有利になります。
前出の「上場企業における英語活用実態調査」報告書によると、70%近くの企業が国際部門での業務遂行に「700点以上のスコアを期待」していることが分かりました。
700点以上を取っていれば、海外出張または海外赴任に選抜に有利になり、企業にとって必要とされることになります。日常で必要な読解力そして日常会話をスムーズにこなせるため、海外支店で業務をすることも可能なレベルになっていきます。

◼︎TOEICスコア800点以上を取るメリット

800点は取っていれば、600点や700点取得の人との差別化ができるスコアです。外資系企業はもちろん、海外のクライアントを持つ国内の企業にとって望まれる人材です。
外資系企業で会議資料なども問題なく理解できる、ネイティブとのディスカッションが可能、100%英語環境の外資系企業にも対応できるといったレベルです。
また、企業で働くだけでなく英語教師などフリーランスまたは副業に英語を使っていくことも可能です。

◼︎TOEICスコア900点以上を取るメリット

TOEIC受験者のほんの3%程度と言われる900点以上取得者であれば、その可能性の大きさは想像できますね。
ネイティブとのディスカッションや専門書の読解が可能であったりします。
また、今後もさらなる英語力が必要とされる日本の現状を考えれば、セミナー講師など起業を考えることも可能でしょう。

TOEICスコアをどう伸ばしていくか

◼︎TOEICスコアをどう伸ばしていくか

各スコアのメリットはお分かりいただけました。
それでは、どのようにしてスコアを取得していくのでしょう。
以下のような方法がお勧めです。
・公式問題集を使って繰り返し学習、傾向・パターンやよく出る単語だけを覚える
・TOEICテストを受け続ける
・TOEICコースを受ける
文法を勉強するには「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」(TEX加藤・著)がお勧めです。

◼︎TOEICスコア別取得のメリットまとめ

・600点以上は、企業で求められるTOEICの期待平均スコア
・700点以上は、国際部門での業務遂行に期待されるスコア
・800点以上および900点以上は、起業などの可能性さえ考えられるスコア
TOEICスコアが高いことによって、就職・転職に有利な時代になっていることは事実です。リスニング、スピーキング、ライティング、リーディングとバランスの取れた英語力が必要とされています。
業務の専門性にその英語力が重なったときに、キャリアアップが可能になります。
日常をただこなす生活から、キャリアアップに関してもう少し積極性のある思考・行動をしてみる時代になりました。ぜひ、乗り遅れないようできることから始めてみませんか?

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