イディオムで自然な英語に。初心者が知っておきたいもの厳選!

英語を学習している皆さん、ネイティブのようになれないまでもできるだけ近づきたいと思って、日々努力されているのではないでしょうか?

日本人の英語下手から抜け出して自然な英語にする方法のひとつに、「イディオム」を使うというコツがあります。

英単語だけ覚えていってもイディオムが分からないでいると、英文読解やスピーキング&リーディングに苦労することになります。

この記事では、英語初心者が知っておきたいイディオムを厳選して紹介します。

ひとつひとつ覚えていって、自然な英語が話せるようにしていきましょう!

英語のイディオムとは?覚えるメリットは?

まず、イディオムとはどういったものか理解するところから始めましょう。

イディオムとは、2つ以上の英単語が結びつき一つの意味を成す”熟語”のことを言います。

例えば、人間関係について話すときに欠かせない「get along」でみてみます。

それぞれの英単語をみてみると、以下になります。

get 得る・手に入れる・分かる・~の状態にする

along 前方へ・一緒に

getとalongを結びつけ一つのイディオムget alongにすると、英英辞書では二つの定義があります。

1. Have a harmonious or friendly relationship.
(円満または友達のような関係を持つ)

「仲良くする」や「うまく付き合う」という訳になります。ベストフレンドのように仲良くするというよりは、問題なく付き合えるといったニュアンスになります。

2. Manage to live or survive.
(生きるか生き残るか、何とかやっていく)

get alongは「うまく付き合う」だけでなく、「なんとか対処する」という意味も持っています。
They seem to get along well.
We’ll get along without you.

このような英文があったとき、getとalongそれぞれを別の単語として聞き取ったり読んだりするとどんな訳になるでしょう。

難しい英単語が使われているわけではないのに、訳が難しいと思いませんか?

外国人との会話、海外の映画、ペーパーブックなどに多く使われるイディオムを知らなければ、何を言っているんだか、どんな話の流れなのか、その英語を理解することは難しいのです。

ところがイディオムを知っていれば、以下のように自然な英語に訳すことができるのです。

彼らはうまく付き合っているようだ。

あなた無しで対処するよ。

このように、2つ以上の英単語が結びつき一つの意味を成すイディオムを学ぶことは英語学習において大切なのです。

ネイティブの日常会話の口語表現でも多くのイディオムが使われます。

イディオムを覚え使っていくことは、英語が自然なものになるというメリットがあるのです。

⭐︎⭐︎イディオム、ここがポイント⭐︎⭐︎

・イディオムは、2つ以上の英単語が結びつき一つの意味を成す熟語

・イディオムが分かれば、英語の理解度がアップする

・イディオムを知れば自然な英語になる

イディオムの重要性が分かったところで、英語初心者の方にぜひ覚えていただきたい厳選イディオムを紹介していきましょう!

英語初心者のための厳選イディオム

イディオムは長い間使われてきたものから、最近使われるようになった流行りの言葉まで様々なものあります。

初心者の方はよっぽど興味のあるものでなければ流行りのイディオムより、昔から使われてきたものを習得していきましょう。

中学で習う重要なイディオムをカテゴリー別に厳選します。

それぞれに例文も紹介しましょう。

量に関するイディオム

a few 少しの

a lot of たくさんの

彼らはディズニーワールドでたくさん楽しみました。
They had a lot of fun at Disney World.

時に関するイディオム

for a while しばらくの間

last night 昨夜

the other day 先日

at last ついに

from now on これからは

in a hurry 急いで

on time 時間どおりに

all the time いつも

as usual いつもの通り

at the same time 同時に

in the future 将来

私はいつもの通り、時間とおりに職場に着きました。
I arrived at work on time as usual.

※at work =職場に・会社に

先日、駅へ行くのに急いでいました。電車に乗り遅れたくなかったからです。
I was in a hurry to get to the station the other day, because I didn’t miss the train.

※miss =見逃す

その他の定番イディオム

go to school 登校する

go to work 仕事に行く

go to bed 寝る

catch a cold 風邪をひく

in fact 実際は

on foot 徒歩で

over there むこうに

of course もちろん

今日は風邪をひいたため、学校へいきませんでした。
I didn’t go to school today as I caught a cold.

※caught = catchの過去形

私は徒歩で会社へ行きます。
I go to work on foot.

例文でも分かるとおり、ここで取り上げた厳選イディオムは、覚えると日常英会話に大変役に立つものばかりです。

さて、イディオムの重要性はご理解いただけたと思いますが、どのように覚えていったらよいのかを次でご紹介しましょう。

イディオム、どうやって覚える?フラッシュバッグ

使うメリットの多いイディオムですが、英単語と同様、覚える作業を考えたときに拒否反応を起こしてしまう人がいるかもしれませんね。

「英語の熟語、ぜったい覚えたい⚪︎⚪︎つ!」といった教材があったとします。

この教材に載っているイディオムを覚えられれば、英会話がグンと伸びるはず!と、ひとつ目から順番に覚えていく作業を始めます。しかし、ひとつふたつ覚えていくことはできても、それを20こ、30こと蓄積していくのは苦痛ではありませんか?苦痛と感じるのは、30こ目まで覚えたところで、30こ全部を頭に入れることができるのは難しく、覚えにくいものは覚えても忘れていくという繰り返しが起こってしまうからです。

このようなネガティブな感覚から英語学習のやる気をなくしてしまうと、元も子もありません。

イディオムをやたらめっぽうに覚えるのではなく、最適な方法を取り入れるのが大切です。

そこで、おすすめしたいのが右脳を使った「フラッシュバック」という方法です。

みなさんは、人間の脳には「右脳」と「左脳」があることをご存知ではないでしょうか?

両手をパッと合わせて指を組みます。

そのときに、

右の親指が下の人→インプット脳は右脳

右の親指が上の人→インプット脳は左脳

と言われています。

一般的に、右脳は情報を知識と認識して整理する役割、左脳は言語や計算力・論理的思考を司る脳と言われ、人間は成長するに従って左脳優位になっていきます。

学校で英語学習のためにしてきたのは左脳を使った暗記であるのに対し、右脳を使うと長期記憶ができます。

右脳の奥深くしっかりと定着されるといったイメージが「フラッシュバック」です。もともとフラッシュバックとは、映像を瞬間的に切り替え、過去の出来ごとを挿入する編集技法です。覚えたいイディオムをフラッシュバックして映像としてイメージするのです。

この覚え方を取り入れることで、記憶のリミットがなくいくつものイディオムを覚えていくことができるのです。

「フラッシュバック」とは、ずばりイディオムや英単語をイメージと結びつけて覚えるという方法です。

例えば、parkと聞いたとき、「公園」が頭にパッとイメージできるようにトレーニングします。

そのトレーニング方法は、以下3つの手順になります。

1. 覚えたいイディオムの入った英文を用意する

ここでは、「I arrived at work on time as usual.」(私はいつもの通り、時間とおりに職場に着きました。)を例文として使います。

覚えたいイディオムは、

・on time(時間どおりに)

・as usual(いつもの通りに)です。

まずは、この例文を紙に書き出しましょう。

2. 覚えたいイディオムを抜き出す

覚えたいイディオム、「on time」と「as usual」を抜き出して、それらをまた紙に書きます。

3. 選んだイディオムをみて、英文をフラッシュバック

選んだイディオムふたつを見たときに、会社に時間とおりに着いたこと&それはいつも自分がしていることといったイメージを思い浮かべられるような具体的なシーンを頭に描きます。

この例文で言えば、シーンを思いうかべる祭に、会社に遅刻せずに済んだという良いイメージをすることも有効的です。

うまく映像としてフラッシュバックできるようになるまで、この作業を繰り返します。

このような作業でイディムを覚えると、イディオム自体の意味だけでなく、それが使用されるシーンと一緒に記憶の定着を図るために記憶に残ること、そしてそのイメージにあった的確なシーンでそのイディオムを使えるようになります。

自分の日常生活に知っていると便利なイディオムだけでなく、どんなものでもフラッシュバック法によって、単なる暗記より確実に覚えていくことができるのです。

イディオムは日常英会話や読解に重要なだけでなく、TOEIC頻出熟語の対策にも有効です。

最後に、イギリス英語ならではの面白イディオムを紹介しましょう。

イギリス英語の「cup of tea」とは?

cup of teaを訳せば、一杯の紅茶ですね。

しかし、一杯の紅茶の_場合は、正確には「a cup of tea」です。

それではcup of teaとはどういう意味になるのでしょう。

紅茶の国イギリスでは、cup of teaはとてもよく使われるイディオムです。

He is not my cup of tea.

この英文の意味、お分かりですか?

実は、「彼は私の好みではない」という訳になります。

cup of teaは、「好み」「好きなもの」というイディオムです。

紅茶が自分の好みの味かどうかにかけた、イギリスならではのイディオムと言えます。

イギリスではよく使われるイディオムですので、イギリス英語に興味がある人、イギリスへの留学や旅行を考えている人はぜひ覚えて使いこなせるようにしてみてくださいね。

イディオムで自然な英語に。まとめ

・イディオムとは、2つ以上の英単語が結びつき一つの意味を成す”熟語”

・イディオムが分かれば、英語の理解度がアップ

・イディオムを知っていれば、自然な英語に

・右脳を使ったフラッシュバックでイディオムを覚える

いかがでしたでしょうか?

イディオムを知っているのと知らないのとでは、英語の理解度や自然度に大きな違いがでます。

みじかなものから覚えて、独り言でブツブツ言ったり、日記などでどんどん使って自分のものにしていきます。

努力して覚えたものが映画にでてきて理解できた、外国人との会話で知ってるイディオムが使われ話が分かったなど、成功体験を積んでいきましょう!

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