コラム

英語で「日本」を学ぼう!チェックすべきサイト&本

外国人と話すと痛感する、あれ?私って日本について何も知らない…?!私たちは学校で日本の歴史や文化を一通り習っていますが、日本について外国人に説明しようと思うとなかなか難しいですよね。また、外国人が本当に疑問に思うことは、実は歴史や文化ではなく、日本人の日常に根付いている行動様式や心理といった、歴史や文化よりもさらに説明しにくい事柄なんです。そこで今回は、外国人によく聞かれることについて、英語で楽しく学べるサイトや本をご紹介していきます。

  • おすすめサイト:IBCパブリッシング

http://www.ibcpub.co.jp/

英語学習書を開発しているIBCパブリッシング株式会社のサイト。日本について学ぶ本を選ぶときに便利です。「日本を英語で紹介する」と「英語と比較する」というくくりのページが特におすすめで、言い返せない日本人の心理や日本人の宗教観など、日本人としてなんとなくわかってはいるけれど説明できない事柄について学べる本がたくさん紹介されています。

  • おすすめサイト:TSUNAGU JAPAN

https://www.tsunagujapan.com/

訪日外国人向けの日本情報サイト。メインは観光情報ですが、「JAPAN IN-DEPTH」というページをチェックしてみてください。日本人の宗教観や伝統芸能といった堅めの内容から、妖怪やラーメンなどマニアックな内容まで、幅広くかつ詳細に英語で説明されています。直訳英語ではなく自然な英語で書かれているため英語学習にも使えますし、サイトをそのまま外国人に紹介するのもありです。

  • おすすめ本:対訳ニッポン双書 日本の論点

http://www.ibcpub.co.jp/taiyaku/9784794602572.html

先に紹介したIBCパブリッシングによる本の中で、現代日本に関する知識を幅広くカバーしたいという人におすすめの本です。ビジネスマン向けで、憲法改正や原発、保育園問題やAKB48など、政治経済からポップカルチャーまでまんべんなく学べます。英語と日本語が対訳になっているので、英語学習にも最適です。ちなみに、近年のビジネスシーンでは原発について聞かれることが多いため、原発をめぐる日本の現状を把握したうえで自分の意見を持っておくといいでしょう。話す相手の国の原発に対するスタンスも知っておくとなおベターです。9432356ea5aa66cebd080400f3ca5c9f_m

  • おすすめ本:英語で伝えたいふつうの日本

https://www.dhc.co.jp/goods/goodsdetail.jsp?gCode=894750

歌舞伎や茶道といった普通の日本人の日常から遠いことではなく、居酒屋や制服といった身近なことについて英語で学べる本。英語と日本語の対訳があり、会話形式になっているため楽しく実践的に学べます。CD音声もあり、音声を聞いて表現や単語を口に馴染ませることも可能。居酒屋のお通しや本音と建前の使い分けなど、日本人にとっては当たり前だけれど外国人にとっては大きな疑問になる身近な事象が数多く紹介され、英語学習としてだけでなく読み物としても十分に楽しめます。

  • おすすめ本:改訂版 英語で日本紹介ハンドブック

http://ec.alc.co.jp/book/7014006/

訪日外国人の観光アテンドをする通訳ガイドを30年続けた著者による日本紹介ハンドブック。実際に日本を訪れる外国人が興味を示すこと・疑問に思うことを知り尽くしたベテラン通訳ガイドが書いた本のため、内容の充実度と確かさには定評があります。日本の歴史から現代の暮らしまで、幅広い内容がカバーされています。英語と日本語の対訳になっていて、英語学習にも使えます。統計資料や年表も付いているため説得力があり、外国人に見せながら説明するのにも便利です。

  • 「日本」を学んで真のグローバル人材に!

外国人目線に立って改めて日本について学んでいくと、教科書には載っていなかった「日本」についての新しい発見があり、どんどん楽しくなってくるはずです。まずは興味のある分野から、英語で日本に対する理解を深めていきましょう。英語が話せるだけでなく、日本について英語で説明できるようになれば、真のグローバル人材にぐんと近づけます!