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ビジネスマン必見!英文メールのスマートな締め方&NG例(ビジネス英会話例)

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グローバル化・ボーダーレス化が進む昨今、英語でメールを打つ機会が増えてきたという人も多いのではないでしょうか。なんとか英文メールが出来上がってさあ送ろう!というときに迷うのが、メールの終わり方。日本人相手であれば「どうぞよろしくお願いいたします。」で締めるのが一般的ですが、英語にそんなフレーズはありません。英文メールでは相手や状況によって、最後に添えるべき言葉が変わってくるのです。今回は、相手との距離感や状況に合わせたメールの締め方のスマートな例とNG例をご紹介していきます!

●フォーマルな場合

初めてやりとりする相手に対してや、丁寧でフォーマルな印象を与えたいときに使える表現です。

Regards, 自分の名前
最も一般的な表現。迷ったらRegardsを使っておけばOKです。初めてメールする間柄でも親しい間柄でも、どちらでも使えます。

Best wishes, 自分の名前
フォーマルさとカジュアルさが混じった表現で、初めてメールする相手に使えます。かっちりさがありつつ堅苦しすぎないので、今後お付き合いを深めていきたい相手に対して、フレンドリーさをプラスしたいときにぴったりです。

Sincerely, 自分の名前
一般的に、メール冒頭がDear,で始まる場合に使います。知らない相手に初めてメールを送る際に使える丁寧な表現です。何度かやりとりをしている相手にはあまり使いません。

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●親しい間柄の場合

大切なビジネスパートナーや何度もやりとりしている親しい相手に対して、親しみを込めてカジュアルに使える表現です。

Best, 自分の名前
Best wishesの省略版。Best wishesよりも明るく親しげな印象になるので、仲のいい相手や今後仲を深めていきたい相手に使うといいでしょう。

As ever, 自分の名前
「いつものように」「これまで通り」という意味。自分と相手の関係やビジネスがうまくいっているという意味が込められているため、すでに信頼関係を築いている相手とのメールに使えます。

●依頼をする場合

Thanks in advance.
「よろしくお願いします。」のような意味で使う日本人もいますが、相手に何かしらのアクションを要求する表現なので、使う相手やシチュエーションには注意しましょう。この表現を使うと返信率が上がります。

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●避けたほうがいいNG例

Respectfully yours, / Respectfully,
いかにもビジネスライクで感じのよい印象があるため日本人が使いがちな表現ですが、これは実は政府高官や聖職者に対して使う表現です。大統領に手紙を出すわけでないので、普通のビジネスメールで使うのにはふさわしくありません。

Looking forward to hearing from you.
返事が欲しいときに使いたくなるこの表現。「お返事をお待ちしております。」という意味ですが、やや攻撃的な印象を与えてしまいます。しかし、外国人相手の場合は「要返信」という旨をはっきり伝えないと返事がないことが多いのも事実です(要返信と伝えても返事がないこともしばしば…)。確実に回答が欲しい場合は、メール最後にこの表現を入れるのではなく、文中で欲しいものや回答期日を明確に示しましょう。また、件名に「Urgent(緊急)」と入れるとすぐに開封して返事をくれる確率が高くなります。ただ、何度も使っていると効果がなくなるので、「Urgent」はここぞというときに使いましょう。

●スマートなメール表現でデキるビジネスマンに!

英文メールの終わり方ひとつでも、相手に与える印象はガラリと変わってきます。相手との間柄やメールの内容、与えたい印象や今後の関係を考慮して、それぞれのシーンに合った表現を使いこなしたいですね。ご紹介した表現はあくまでも一般例で、相手によって好む表現や好まない表現が異なります。自分の表現にこだわらず、相手が使う表現をそのまま真似るというのもひとつの手です。メール本文だけでなく、締めまでかっこよく決められる「デキる」ビジネスマンを目指しましょう!

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